未来に向けて~ジャカルタ撤退の話(最終話)

Mさんがジャカルタに設立した会社とは、その後しばらくは一緒に開発を進めたのですが、お互いの事情でなかなかうまく進みませんでした。

2年ほどたって、共同での開発を終了させることになり、東京とジャカルタで別々に戦うことになりました。

それから5年ほど経った2013年7月、私はジャカルタを訪れました。目的は再進出のためです。

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初日の夜、私はMさんと5年ぶりに再会しました。このときMさんの会社はすでに完全に私たちから独立したジャカルタの企業でしたから、私も近況をよく知りません。お互い近況報告など1時間ほど話をしました。

会話の終盤、私は端的に「もう一度ー緒にやりたい」と申し出ました。Mさんはその場で、7年前と同じように「やりましょう」と即答してくれました。

「もう一度一緒にやりたい」というのはプライム・ストラテジー・インドネシアをもう一度設立するということです。つまり、Mさんの会社は買収・統合されることになります。私だったら即答することはできないだろうと思います。

Mさんの友情に感謝しながら、私は「必ず、ジャカルタのこの地で再起してみせる」と心の中で誓いました。

その5ヶ月後、具体的な会社設立手続きのために、私はジャカルタを訪問しました。滞在2日目の日曜日に旧プライム・ストラテジー・インドネシアのメンバーの何人かが集まってくれて、一緒に食事をしました。

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皆、出世していて、サムスンだったり、メガバンクのマンディリ銀行だったり、日系のNSKだったりの最前線で活躍してるとのことでした。彼らの活躍は私にとってもとても嬉しいことです。

食事の最後に、私は皆に、「プライム・ストラテジー・インドネシアをもう一度設立します。もし、機会が許せば、もう一度参加して欲しい。これは私の夢です。」と伝えることができました。

私の心にあった7年間の重荷がほんの少しだけ降りました。

(未来につづく)

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