『ビジネスモデル症候群~なぜ、スタートアップの失敗は繰り返されるのか?』が痛いところを突いてくるので反論など

オフィスを大手町に移転して1年が経ちました。この1年は仕事を取り巻く環境が月次レベルで変化し続けていて、一緒に取り組んでくれているメンバーの皆も大変だろうなと思いながらも、自分自身が環境適合してアップデートできなければ、会社もビジネスもトップの器以上にはならないのだからというプレッシャーの中走り続けてきました。

おかげさまで、この9月からまた大きな一歩を踏み出すことになったのですが、直近、自分の弱さ、未熟さが露見して、大切な人たちを守り抜いて発展させていくためには、さらに自分自身のアップデートが必要だと痛切に感じていたところ(体重も3年前にくらべて5kgほど増えてまして、関係ありませんがといいたいところですが、まぁ、そうだよなぁとw)、表題の書籍を読む機会がありました。

スタートアップはビジネスモデルを手にするから失敗する

この命題が正しいのかどうかは、わかりませんが、書籍の内容の多くの点については、私の実体験に照らして、そのとおりだと思うものが多かったです。実体験については、後述しますが、過去、多くの失敗を繰り返してきた私にとって、「確証バイアスの落とし穴にはまる」とか、「アイデアが本物かどうかがわからない」とか、「経営破綻が先にくる」とか、「手段の目的化」とか、「失敗のループ」とか、「もう、痛いところばかりを突いてくるなぁ」という内容が多く「そんなに傷口に塩を塗り込まなくてもw」と思い反省しながらも、ビジネスモデルが形成されれる過程については、「たしかにそのとおり」と思いました。
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